この記事では、お盆のお墓参りに行く時期についてとお盆のお墓参りの日程のパターンについて、さらにお墓参りのやり方で気をつけるポイントにつてもご紹介していきます。
お盆お墓参りに行かなきゃいけないと思っているけれど、どうしていいかわからない場合は、ぜひご参考に読んでくださいね☆
お盆になると、ご先祖様のお墓参りに出掛ける方も多くなるのではないでしょうか?
しかし、実際に行こうと思っても
「お盆のいつ頃行けばいいのかな?」
「お盆休みの中では、どこでいけばいいのかな?夏の時期しかダメなの?」
などと悩んだりしませんか?
また、実際に行ったときにも
「どのようにお墓参りすればいいのかな?」
「お墓の掃除で気を付ける事とかあるかな?」
などいろいろと悩むのではないでしょうか?
そんなあなたに今回は、お盆期間でのお墓参りに行く時期や、実際に行った時に気を付けるポイントをご紹介します。
また、すぐにはお墓参りに行けない方も、「時間が少し空いたから、お墓参りしよう!」と思い立った時に、ぜひ役立ててくださいね^^
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お墓参り お盆の時期は?
さっそくお盆のお墓参りの時期についてご説明していきます。
まず、「お盆」にお墓参りをしますが、その理由は、ご先祖様の魂が家に帰ってくる時期とされているからです。
そのお盆には、下記の2つの日にちがあります。
一般的には、8月15日ですが、地方によっては7月15日の旧暦が、お盆の場合もあります。
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近年お墓参りには、お盆の8月15日を合わせた、8月13〜16日で行くのが一般的です。
しかし、この期間はお墓が留守になり、ご先祖様は自宅に帰っていると考えられていますので、8月13〜16日のお墓参りは避けたほうがいいとも言われています。
どちらが正しいのか?ということになりますが、これはお墓参りに行く人や、その地方・地域の考え方によります。
きちんと「お盆」を行う地域では、昔からのやり方にそって行うと思いますし、そういった決まりがない場合は、一般的なお盆休みの期間にお墓参りをするご家庭も多いです。
私個人の意見としては、いつするのか?も確かに重要ですが、それよりもなくなった故人を思い出し、ご先祖様にきちんと挨拶や、日常の生活での出来頃の報告などをし、手を合わせることが一番大切ではないかなと思います。
ですので、もしあなたが、ご先祖様のいないお墓に手を合わせるのはちょっと・・・と、今回の記事を読んで思った場合、もしお盆の期間しかお墓参りに行けないなら、ご自宅やご実家の仏間の前で手を合わせて、ご先祖様をお迎えしてもいいかもしれませんね^^
ちなみに、7月盆(旧盆)は、7月13日~16日で、関東などの一部の都市では今もこちらの日にちで「お盆」を行っているところもあります。
この期間を「お盆休み」と呼ぶのは、13日にお墓にご先祖様を迎えに行き、16日にお墓にご先祖様を送り届けるからです。
お盆のお墓参りの日程のパターンは?
次に、お盆にするお墓参りの日程のパターンをご紹介します。
お墓参りには、宗派や地域によってさまざまですが、下記2つのパターンがあります。
- 13日にご先祖様をお迎えに行く
- 16日にご先祖様を送り帰す
(3回のお墓参りの場合)
- 13日にご先祖様をお迎えに行く
- 14日or15日にお墓参りをする
- 16日にご先祖様を送り帰す
現代では、お盆休みのどこか1日をお墓参りに当てる人が多くなっています。
しかし、その地方により違いますので、あなたのお盆のお墓参りはいつなのかを、ご家族に事前に聞いてからお墓まいりに行く方がいいかもしれませんね^^
お盆のお墓参りのやり方で気を付けるポイントはこれ!
では続きまして、実際のお墓参りで気を付けることを説明していきます。
お墓の掃除で気を付けることは?
お盆は、夏の暑い時に墓石を掃除します。
ですので、この時期の掃除では、墓石に直接水をかけないようにしましょう。
理由は、墓石が割れてしまう可能性があるからです。
暑い時期の墓石の掃除では、スポンジなどに水を含ませ、丁寧に拭きながら汚れを落としてあげるようにしてくださいね!
また、宗教によって色々と考え方があり、水を「かけない」という選択もあるということです。
服装で気を付けることは?
お墓参りの前には、「お墓」を掃除するために墓石を洗ったり、まわりの草取りをすることが多いので、ラフな服装がおすすめです。
ただ、7月・8月は日焼けや虫刺されなどが心配ですので、薄い長袖や長ズボンを着ていくのがいいでしょう。
なるべくなら、きっちりと礼服を着ましょう。
理由は、亡くなった人が初めて迎えるお盆(初盆)では、丁重な供養が必要とされているからです。
それに伴い、服装も正式なものを着る場合が多くなります。
しかし暑い中、黒の礼服を着ることはとても大変ですので、皆さんが負担のない服装で参加してもいいのかもしれません。
その辺りは、ご両親や親戚としっかり話し合って決めていくことも大切ですね^^
お供えで気を付けることは?
夏場のお墓参りは、どうしても気温が35度以上の猛暑日に行くことが多くなります。
そんな時期だからこそ、お花や食べ物をお供えするときは注意が必要です!
お盆の期間はとても暑いため、仏花は当日中には枯れてしまい、腐敗から異臭が出る原因になる場合があります。
また、食べ物は、そのまま放置するとすぐに腐敗するか、墓地にいる小動物や鳥などのエサになってしまい、お墓の衛生上よくありません。
そうならないためにも、もったいないかもしれませんが、お供えしたものは、その日に持ち帰りましょう。
その他
- 夏場の墓地は、虫が発生しやすいので、虫刺され対策をしっかりしましょう。
- コンクリートの照り返しで、気温も高くなりますので、水分補給をしっかりして、熱中症にならないように気を付けましょう。
小さな幼児や、お年寄りが一緒に行く場合には、次のポイントに気を付けてくださいね!
- 一番熱い時間帯(正午~午後15時くらいまでの間)を避ける
- 長時間作業しない
- 帽子や日傘など日よけが出来るものを持参する
- お茶などを持参し、水分補給はこまめにする
せっかくのお墓参りで、気分が悪くなったり、倒れたりしては、ご先祖様も悲しいと思いますので、そのようなことがないように、無理せず気を付けて行ってくださいね^^
お墓参りをして気持ちよくお盆を過ごしましょう
いかがでしたか?
今回は、お墓参りの時期や気を付けるポイントについて書かせて頂きました。
普段なかなか忙しく、お墓参りにいけない方も、少し時間をとり、ご先祖様に手を合わせて、気持ち良くお盆休みを過ごしてください。
もし、お盆休みに旅行や帰郷などで予定が取れない場合は、一年のどこか行けるところで行きましょう!
そうすることで、家族や親せき同士で、昔話に花が咲き、皆が集まれるきっかけになるかもしれませんよ^^