この記事では、お盆の迎え火の日程についてとお盆の迎え火と送り火のやり方について、さらに準備についてもご紹介していきます。
また、お盆の意味合いについてもご解説していきます。
お盆の迎え火について気になる場合は、ぜひ読んでくださいね☆
もうすぐ8月、お盆休みがやってきます!
初めてお盆を迎えるときに気になるのが、迎え火(送り火)の日程はいつなのか?という事ではないでしょうか?
そこで、今回の記事では、お盆での迎え火はいつか?と、迎え火や送り火の詳しいやり方について、さらにお盆の意味についてまとめています。
しかし、実際に迎え火(送り火)を行う際には「どういったものか」や、「詳しいやり方」も必要になります。さらに「お盆の由来や意味」についても一緒にまとめてみました。
ぜひ、お盆の行事「迎え火」の参考にしてくださいね!
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お盆の迎え火はいつ?日程を詳しく解説!
地域によってお盆を迎える時期は違いますが、大きく分けて「新のお盆」と「旧のお盆」の二つの時期があります。
今回は、2017年の日程をご説明します。
2017年8月のものとなりますので、その年の迎え火の日付を必ず確認してください!
※新歴のお盆について
7月13日(木)~7月16日(日) 迎え火:13日(木) 送り火:16日(日) |
※旧歴のお盆について
8月13日(日)~8月16日(水) 迎え火:13日(日) 送り火:16日(水) |
迎え火は、盆入りの夕方に玄関先で行います。
というのも、霊は暗くなってから動き出すという話を聞いたことがありませんか?
本当かどうかは分かりませんが、明るい時間に火を焚くよりも、うす暗くなってからの方が目印としての火が目立って分かり易いですよね。
時間は決まってはいませんが、真っ暗な夜になる前の19時前までにご先祖様をお迎えしましょう。
また、送り火はお盆の最終日に迎え、火同様の時刻に行います。
ただし、地域によっては迎え火を午前中に行う所もあるみたいですよ。
お盆の迎え火と送り火のやり方は?準備についても!
では、実際どのように迎え火と送り火を行うのでしょうか?
準備するものとやり方についてご説明します。
準備する物は以下の通りです。
1、おがら(皮を剥いだ麻のこと)・・・ホームセンターや花屋さん、ネットで購入することができます。
2、焙烙(ほうろく)・・・焙烙がない場合は、熱しても大丈夫な平皿を使用してください。
マンションやアパートに住んでいる人も多いので、その場合は火を焚く代わりに、盆提灯を使いましょう。
最近では電池でつく提灯も売っているので、火の元が心配な方にはオススメです。
1、提灯に明かりを灯して玄関先に立つ。
2、一礼してから黙祷し、先祖を迎える。
アパート・一軒家関係なく、白提灯を用意します。
これは、初めて帰ってくる個人が迷わないよう、目印とされるもので、仏壇の前や玄関先に飾ってください。
1、迎え火同様玄関先で焙烙の上におがら積み、火をつける。
2、ナスやきゅうりで作った馬や牛のお供え物があれば、おがらと一緒に燃やす。
1、一礼し、黙祷をしてから提灯の明かりを消す
2、盆提灯を灯して玄関先に立つ
お盆の意味合いとは?
よく耳にする「お盆」の本来の意味は、年に一度先祖の霊が帰ってくる期間で、先祖の霊を祀り、報恩や供養をするという、日本古来からある風習のことです。
一般的には迎え火やお墓参りをして先祖の霊を迎え入れます。
お盆には家族で実家に帰省する方が多いですが、実際に何をするために帰っているのか曖昧な方が多いのではないでしょうか?
私もよくわからずに帰省していた一人でしたが、本来の意味を知ってからは、いつもよりも気持ち新たに帰るようになりました。
お盆行事の本来の意味を知っていれば、今年の帰省は違ったものに感じることができるかもしれません。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、お盆での迎え火はいつか?と、迎え火や送り火の詳しいやり方について、さらにお盆の意味についてご紹介しました。
最近ではマンションやアパートに住む人が増えて、迎え火や送り火を省略する人が多くなってきています。
さらにお盆の行事自体を知らない人が増えている傾向もあります。
でも考えてみると、あなたの大事な人が亡くなって、一年に一度帰ってくるのならば、お盆の行事や、迎え火・送り火を行う大切さがちょっと理解できませんか?
先祖の霊を迎えるときは、気持ちが大事だと思います^^
せっかくの日本独自の風習なので、大切に守りながら、皆で楽しいお盆休みを過ごしてくださいね。